今、人気の御朱印って何?
その魅力や頂く際の注意点、保管方法まとめ
御朱印の見方から集め方のマナーまで、御朱印デビューする前に知っておきたい基本。
基礎知識を知っているだけで御朱印集めがだんぜん楽しくなります!
御朱印とは、もともとお経を納めた証に寺院で頂いていたもの。
それがいつしか、神社でも参拝によって神さまとのご縁が結ばれた証として頂けるようになりました。
✿ 御朱印とは?
❁神社で御朱印を頂くってどういうこと?
神社で御朱印を頂ける場所はお守りやお札の授与所がほとんどです。書いてくださるのは神職の方々。御祭神の名前や神社名が墨書され、神社の紋などの刻印が押されています。
神社で御朱印を頂くのはその神社の神様との絆が結ばれたといえるでしょう。
神様とのご縁がつながるなんて、効果は無限大!!
決して記念スタンプではありません。丁寧に扱いましょう。
❁世界でひとつの御朱印との出会いを楽しみましょう
御朱印は基本的に印刷物ではありません。神職の皆さんが丁寧にかいてくださる、世界にひとつのもの。ですから、墨書には書き手の個性が表れます。同じ神社でも書き手によって、頂く度に変わったりします。二度と同じ御朱印は頂けない、それが御朱印集めの楽しみであります。
❁神社の御朱印の見方
白い紙に鮮やかな朱の印と黒々とした墨書が絶妙なバランスで配置されている御朱印。まさにアートを見ているような美しさがあります。では、いったい、墨書には何が書かれ、印は何を意味しているでしょう。御朱印をもっと深く知るために墨書や印の見方をご紹介します。
✿ 御朱印の頂き方
さぁ、神社に御朱印を頂きにいきましょう!
御朱印を頂くにあたって、正しい参拝方法、御朱印の頂き方など
マナーををマスターしましょう。
①鳥居をくぐる
鳥居の前で一礼。
これは神城に入る前のご挨拶です。
鳥居がいくつもある場合は一の鳥居(最初の鳥居)で一礼してください。
真ん中より左から入る場合は左足から、右に入る場合は右足から入ります。
②参道を歩く
参道を歩いて社殿を目指します。歩くときは神様の通り道である真ん中「正中」を避けます。
神社によって右側か左側か歩く位置が決まっている場合があります。
③手水舎で清める
古来、水は罪や穢れを洗いだし清めるとされてきました。参拝前に必ず手水舎で身を清めます。
ⅰ.右手でヒシャクに水を汲み 左手を清めます。
ⅱ.ヒシャクを持ち換え右手を清めます。
ⅲ.次にヒシャクを右手に持ち替え、左手に水を受け口をすすぎます。
(※ヒシャクに直接口をつけません)
ⅳ.再び左手を清めます。
Ⅴ.最後にヒシャクを立て残った水で柄を清めます。
④お賽銭を入れる
参拝の前に、まずお賽銭を静かに投じます。金額に決まりはなく、神様へ感謝の心が大切です。
鈴があるところでは静かに鈴を鳴らします。
鳴らすタイミングは、賽銭を投じてからという方が多いようです。
⑤拝殿で拝礼
二拝二拍一礼する
ⅰ.二拝します。お辞儀を2回することです。お辞儀の角度は90度。
ⅱ.二拍手。二拍手はパンパンと2回手を叩きます。
感謝の気持ちを神様に捧げ、祈願を伝えます。
ⅲ.またお辞儀をして、静かに社殿から離れます。
⑥御朱印を頂く
拝礼を済ませたら、いよいよ御朱印を頂きます。
御朱印はお守りやお札などを授与している「授与所」や「社務所」、「御朱印受付」と表示してある場所で頂きます。
御朱印帳はそこで購入することもできるますが、文具店やネットなどでも入手できます。
御朱印帳をさし出す時は、書きやすいように、書いて欲しいページを開いて渡します。
御朱印代は300円程度。できればお釣りのいらないように小銭を用意していきます。
⑦家に帰ってから
保管場所はどこにしまえばいいか、悩みますよね。
神棚がベストですが、大切に扱うのであれば保管場所に決まりはありません。
本棚、机の上など常識の範囲で大丈夫です。
御朱印
✿御朱印コレクション
※参考文献
御朱印でめぐる九州の神社/ダイヤモンド社