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✿ 天上界を治め、太陽を司る最高神
天照大神は日本の総氏神といわれる女神です。
「天に照り輝く太陽」を意味する名前どおり、天照は太陽の神として信仰されてきました。
イザナギとイザナミから生まれた女神。
人や植物は、太陽のエネルギーがないと生きていけません。そのため、天照は農耕生産と深い関係があり、衣食住、産業の発展などの御利益があるとされています。
また、自分自身の内面を磨きたい時、未来を切り開きたいときなどに力を貸してくれます。
日本の神社でも別格の聖域・伊勢神宮内宮に祭られています。
伊勢神宮内宮には、三種の神器のひとつ「八咫鏡」があります。この鏡こそアマテラスのご神体、多くの神社のご神体です。
この鏡は「鏡に映るあなたが神ですよ」と気づかせてくれるかもしれませんね。
✿ アマテラスの「天岩戸隠れ」
天照大神(アマテラスオオミカミ)が、弟である暴神スサノオの悪行に怒り、岩戸に隠れてしまい、世界を闇に包んだというお話。
太陽を失った世界は真っ黒になり、天災が起こったり、病気が流行したりしました。そこで神々は、太陽を取り戻そうと、さまざまな策を講じます。彼らは岩戸の外で賑やかな宴を開き、興味を引くために天の岩屋戸(あまのいわやど)の前で舞を舞ったり、楽器を演奏したりします。特に、ウズメ(産霊神)が奇怪な舞を舞い、他の神々を笑わせたことで、天照大神の好奇心を引き出します。
外の様子が気になったアマテラスが岩を少し開けたところで、力の神・アメノタチ”カラオが岩をどかしました。こうして、アマテラスが外に出たことで、世界に太陽の光が戻ったのです。
祭られている神社 | 伊勢神宮、内宮(皇大神宮)、ほかに全国の皇大神社・神明社・天祖神社 |
ご利益❤ | 神恩感謝・五穀豊穣・心身健全 |
アマテラスに裏の顔があった!?
※参考文献
日本の神様大図鑑/PHP研究所
最強の神様100/ダイヤモンド社